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玉垂75号

発行:令和八年七月九日

青もみじの季節に

昨年より、明神通り振興会会員の皆さまのご奉仕により、試験的に実施した『青もみじ』のライトアップが、本年より本格始動となり五月九日に鑑賞イベントを開催、多くの参拝者が夜の幻想的なご神域を散策されていました。初夏から盛夏にかけての新たな楽しみの一つとしてご参拝いただければ幸いです。
一方で、本年六月十一日に一宮川に架かる『もみじ橋』が復旧いたしました。『もみじ橋』は、県内屈指のフォトスポットとして、県内外はもとより諸外国からもフォトグラファーたちが訪れ、SNSや写真展などで多くの美しい写真が世に出されていました。
しかしながら、令和四年九月の台風十五号の影響で被災、橋が流出、復旧は懸案事項のひとつでしたが、激甚化する風水害の影響もあり、計画が大幅に遅れていました。
この度、正光建設株式会社代表取締役山本欣宏様に多大なご尽力を賜り、元の場所に復する事が叶い、『もみじ橋』を待ち望まれていた皆様も安心されたことと存じます。
ところで、世相に目を転じてみますと皇室典範の改正について、現在も様々な報道が行われています。なかには、ご皇室の長い伝統と皇位の尊厳を陥れ、国論を二分するような論調も目立つことは大変残念でなりません。さらにインターネット上では、AIを駆使し、有識者があたかも喋っているかのような事実無根のフェイク動画などが多数流出しています。そのようなフェイク動画の発信先の一つが香港であったとの分析もあります。今や、国外からも容易に国民の分断を煽ることが可能であり、その標的がご皇室にまで及んでいる事実に私たち日本国民は危機感を持ち、対処していかなければならないと思います。
顧みますと令和二年十一月、お姿麗しく秋篠宮文仁親王が皇位継承順位一位の「皇嗣」となられたことを国内外に宣明する『立皇嗣の礼』が、天皇陛下の憲法に定める国事行為として執り行われたことは私たちの記憶にも新しいことと存じます。これの意味するところは、初代神武天皇から今上陛下に至るまで百二十六代続く男系男子の血統こそが世界で唯一のインペリアルファミリーの背骨であるという揺るぎない事実です。
この度の皇室典範改正も、この趣旨に沿った内容となることを願って止みません。
職員一同、神慮を畏み、ご皇室のご安泰と国の安寧、世界の平和を祈り、社務に精進して参ります。夏に向かい各位のご壮健を心よりお祈り申し上げます。

令和八年六月二十六日