3月下旬、境内の桜が色づきはじめ、「垂れ桜」や「滝桜」など様々な品種の桜を見ることができます。
また、緑色の花をつける桜「御衣黄(ギョイコウ)」や、一つの花弁に対して非常に沢山の花びらをつける「菊桜(キクザクラ)」など珍しい桜も楽しむことができます。
杜の四季めぐり
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春桜
三月下旬から四月上旬
境内の宮川沿に咲く桜は春爛漫の宴
4月上旬には、毎年「桜詣(さくらもうで)」が行われ、多くの人で賑います。
初夏 花菖蒲
五月下旬
初夏の風物詩「一宮花菖蒲園」開園
「小國ことまち横丁」西側に位置する1,200坪の「一宮花菖蒲園」には、約80種類、約8万本の花菖蒲が咲き誇ります。 花菖蒲の開花時期には早生、中手、晩生があり、品種により花の咲く時期が異なります。
六月の開園期間中には色とりどりの花々が順に楽しめます。
- 入場料は中学生以上300円、小学生以下は入場無料となっています。
- 開園時間は平日が午前9時より午後5時まで土・日曜日が午前8時30分から午後5時までとなります。
- 開園・閉園日程、開花状況は毎年前後するため、「季節の便り」にてお伝えします。
- 期間中は菖蒲の株分け販売もしています。1株(5~6芽)1000円で販売しています。
四月から六月頃
新緑とともに花の季節へ「斎庭(ゆにわ)の草花」
深山つつじ 4月~
和名で「ムラサキヤシオツツジ」といいます。染め上げたような赤紫色が印象的です。
境内の各所に自生しております。
石楠花(しゃくなげ)4月~5月
ツツジ科の植物で低木のため「尺なし(しゃくなし)」が「しゃくなげ」になったとの説もあります。
大宝殿下駐車場付近や西参道付近で群生が見られます。
シャガ 4月末~6月
アヤメ科の多年草で、木陰や湿ったところに群生し、白っぽい紫にアヤメ似た花をつけます。
境内各所で見られますが、とくに宮川の上流部右岸に群生が見られ、散策路の杉木立の根元で可憐な花を咲かせます。
斎庭とは神々をを祭るために斎(い)み清めた場所、つまり御神域を意味します。
夏 新緑
五月から八月頃
生命力に満ちた新緑に彩られて
豊かな自然に包まれた境内は心地よい風と共に、初々しい緑に包まれます。境内を流れる宮川沿いは、みずみずしい緑のトンネルとなります。
このころ境内は草花のみならず、野鳥なども数多く見受けられます。
秋 紅葉
十一月~十二月
遠州の小京都、紅に染まる錦秋の宮川
錦秋の時を迎えたこの時期、境内は次々と紅色に染まります。夏のころ新緑に包まれていた宮川沿いもまた、その色を一転します。
境内奥へと続く宮川の社殿上流域には遊歩道がのび、散策や紅葉狩りコースとして多くの人が訪れます。点在する小橋から景色は美しく、特に社殿脇の太鼓橋付近が人気のポイントです。
杜の四季マップ
春夏秋冬、季節色に染まる境内
その時ならではの表情を映し出す、おすすめのポイントです。
社殿及び摂末社など境内の各種施設は「境内・施設/小國神社境内マップ」をご覧ください。