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鎮斎から一四七〇年
遠州遠江国一宮

遠江国一宮小國神社は静岡県の西部、遠州地方の森町一宮、本宮山の山麓より湧きいずる清流宮川のほとりに鎮座しております。

創建から一四七〇年、悠久の時の中で徳川家康をはじめとする数々の武将からの篤い信仰を受けるとともに、人々から「遠江国の守護神」として国土開発・諸業繁栄・商売繁昌・家内安全など古くから篤い信仰を集めてきました。

小國神社

人々の良縁を結び・育む

御祭神、大己貴命おおなむちのみことは別名大國主命・大国様だいこくさまともたたえられ、神話の中でも「因幡の白うさぎ」を助けられた「心の優しい神さま」として多くの人々に親しまれております。

創建から1470年、悠久の時の中で徳川家康をはじめとする数々の武将からの篤い信仰を受けるとともに、朝廷からの信仰も篤く、人々から「遠江国の守護神」として国土開発・福徳円満・商売繁昌・家内安全などの信仰を古くから集めてきました。

願い事ねがいごとこころのままに叶うやしろ

近年では、「願い事が意のままに叶う神社」としても広く知られ、縁結び、厄除け、心願成就、交通安全等のご加護を頂くことができる神様としても崇敬されております。
ご神域には、樹齢800年の縁結びのご神木「ひょうの木」や、清らかな水で満たされた心願成就の神池かみいけ事待池ことまちいけ」などもあり、今も昔も変わらない人々の祈りの心を今に守り伝えています。

いやしの斎庭ゆにわ 神が鎮まる神聖な場所

約30万坪(東京ドーム21個分)の広大なご神域は古より息づく杉檜の大樹のもりに包まれ、四季折々に花々が咲き誇ります。特に一宮川いちのみやがわ沿いに大小約1000本林立するモミジは青葉輝く新緑の季節から深紅に染まる紅葉の季節まで美しく、極上の色彩に目を奪われます。また、毎年6月には「一宮花菖蒲園」が開園し、梅雨の季節に彩りを添えます。
癒しの斎庭の杜に抱かれながら、日々の煩雑さから解放され、自然の息吹そして尊さを感じて下さい。

神社で護り伝える「日本の伝統文化」
古人いにしえびとに心を重ね、現代うつしよに活かす。

春夏秋冬一年を通じ、神様への「感謝」と「祈り」を捧げる祭祀が執り行われ、その数は400を超えます。
特に、飛鳥時代を創始とする国指定重要無形民俗文化財「古式十二段舞楽こしきじゅうにだんぶがく」の奉奏や鎌倉時代を創始とする国選択無形民俗文化財「田遊祭たあそびさい田遊神事たあそびしんじ」、さらには疫病除の古儀「疫神齋えきじんさい」など文化的価値・意義が高いと評される神事を護り伝えております。

小國神社の今

小國神社は「遠江国一宮とおとうみのくにいちみや」(遠州地方第一の神社)とし て、皇室の御安泰・地域の安寧と世界の平和を祈り続けています。
常に神々を敬う心を持ちながら伝承される舞楽や祭祀は、当地独自の文化を築いてきました。

東京と大阪のほぼ中央に位置することから、圏央道・新東名高速道路・中部横断道自動車道・富士山静岡空港・東海道新幹線など、様々な交通機関を利用しながら日本各地よりご参拝の皆様が訪れます。

令和6年10月25日には、タイ王国チョンブリ県シラチャー地域に分社「シラチャ小国神社」が建立となり、諸外国との交流も増えつつあります。
我が国の伝統文化を体験する場として、諸外国との友好親善に寄与する取り組みもおこなっています。

職員一同、皆様のご参拝を心よりお待ちいたしております。