玉垂73号
発行:令和七年十二月十五日
師走雑感
季節の巡りは早いもので、今季も多くの皆様に当社の紅葉をお楽しみいただきました。本年の色づきは非常に美しく、ご神域の至る所で感嘆の声が聞こえて参りました。
自然が描く極上の色彩に目を奪われ、立ち止まる方が多く見受けられました。毎年の事ながら、神々が運ぶ季節の移ろいが見せる自然の深遠さに心を打たれます。県内報道各社も取材に訪れるなど、賑わいのご神域となりました。
さて、誌面でもご報告をさせていただいております、秋葉バスサービス㈱が森町商工会・森町観光協会・明神通り振興会・ことまち横丁・小國神社との共創事業として実施する路線バス「小國神社・開運線」が県の協力を得て実証運行ではありますが、約五十年ぶりに開通となりました。公共交通での参拝が可能となり、長年の懸案事項であった渋滞の緩和などにも期待が寄せられています。また、『ご参拝の皆様をおもてなししたい』との思いから『乗車から参道が始まる』をコンセプトに内装や外装に工夫を凝らしています。これから迎える新年から厄除大祭の約一か月間は、特別運行の実施となりますので、ご乗車の折に、お楽しみ頂きますれば幸いに存じます。
ところで、憲政史上初めての女性総理大臣が誕生し、高市内閣が発足されたことは、時代の流れに合致した大変明るいニュースであると存じます。高市政権に寄せる国民の期待は高い支持率にも表れているように思います。他方、総理の台湾有事に関する国会答弁に対し、駐大阪中国総領事のSNSにおおよそ近代国家の通商窓口の発言とは考えられない脅迫的な投稿をした問題について、覇権主義を隠すことのない中国共産党は、発言撤回を求め様々な報復を繰り広げていますが、当局の焦り様は、一種異様に映ります。先の答弁は従来の政府見解に基づく当たり前の事を述べたに過ぎませんし、法的な解釈も間違いないものです。改めて、『台湾有事』や『尖閣問題』など我が国が置かれた現状を肝に据え、国民一丸となって困難を乗り越えることが大切です。
一方で、香港北部で起きた高層住宅の大規模火災について、総理がお見舞いのメッセージを出されたことは大きく報道されていないようでした。政治的な日中問題と多くの尊い命が失われた悲しい事件とをしっかり線引きした日本人らしい品格ある行動であったと思います。
職員一同、丙午の年を迎えるあたり、御皇室のご安泰と国の隆昌と世界の平和を祈る祭祀の厳修に努めて参りたく存じます。氏子崇敬者各位のご壮健をお祈り申し上げます。
令和七年十二月一日