季節の便り
平成31年小國神社 桜開花状況のお知らせ⑤ 散り始め~落花盛ん◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
Vol. 222:2019.04.13(土)
寒暖差の激しい日が続いています。当社の桜は満開の見頃を過ぎ、花びらが舞い踊る頃となりました。
本日は昨日よりも気温が上がり、一日を通して晴れる予報となっております。
春風が風が撫でるように木々を揺らし、桜の花びらが舞い散る様は、古より多くの人々の心を捉えて離さない情景の一つです。
(平成31年4月13日撮影/門前の染井吉野)
こちらは、葉桜が目立つ頃となりました。
次はいよいよ新緑の季節となります。
(平成31年4月13日撮影/明神通り沿いの染井吉野)
こちらも緑が目立つ状況です。
(平成31年4月13日撮影/もみじの若葉と桜の花)
爽やかな新緑と桜の花を同時に楽しめるのはこの時期ならではです。
(平成31年4月13日撮影/第二鳥居横の枝垂れ桜)
こちらも葉桜の装いとなってまいりました。
境内の桜は天候にもよりますが、月曜日までは楽しめそうです。
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の変革期を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたします。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 製
◇よきをとり あしきをすてて外国(とつくに)に おとらぬくにと なすもよしがな◇
意 訳
◆外国の良いところは取り入れ、我が国の悪いところは捨てて、諸外国に劣らない立派な国としたいものである◆
今回は御製です。
開国と時を同じくして、様々な外国の人・もの・情報が急速に国内に広まりました。人々は新しい時代の波に希望を感じるとともに変わ
りゆく日本に不安を抱いたのかもしれません。
このような明治初期の状況は、現代のグローバル化社会が当たり前となり、人、もの、金、情報の垣根が一気に低くなった状況にも通じ
るように思います。
今回ご紹介をした明治天皇の御製は、まさに大局的見地から国ををより良くするために詠まれたものと拝察申し上げます。
変えるべきもの、変えてはならないものを流れゆく時代の中で、常に意識をしながら事を成していくことは本当に難しいものです。
その時の判断が一見すると正解に見えても、5年、10年と時が経つにつれて正解からほど遠いことになってしまうことは人間の歴史上
沢山あります。
私たちも常に5年10年100年先を見据えて事を成してゆけるよう努力を続けることが大切であると存じます。
職員一同多くの皆さまのご参拝を心よりお待ちしています。
本日は昨日よりも気温が上がり、一日を通して晴れる予報となっております。
春風が風が撫でるように木々を揺らし、桜の花びらが舞い散る様は、古より多くの人々の心を捉えて離さない情景の一つです。
(平成31年4月13日撮影/門前の染井吉野)
こちらは、葉桜が目立つ頃となりました。
次はいよいよ新緑の季節となります。
(平成31年4月13日撮影/明神通り沿いの染井吉野)
こちらも緑が目立つ状況です。
(平成31年4月13日撮影/もみじの若葉と桜の花)
爽やかな新緑と桜の花を同時に楽しめるのはこの時期ならではです。
(平成31年4月13日撮影/第二鳥居横の枝垂れ桜)
こちらも葉桜の装いとなってまいりました。
境内の桜は天候にもよりますが、月曜日までは楽しめそうです。
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の変革期を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたします。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 製
◇よきをとり あしきをすてて外国(とつくに)に おとらぬくにと なすもよしがな◇
意 訳
◆外国の良いところは取り入れ、我が国の悪いところは捨てて、諸外国に劣らない立派な国としたいものである◆
今回は御製です。
開国と時を同じくして、様々な外国の人・もの・情報が急速に国内に広まりました。人々は新しい時代の波に希望を感じるとともに変わ
りゆく日本に不安を抱いたのかもしれません。
このような明治初期の状況は、現代のグローバル化社会が当たり前となり、人、もの、金、情報の垣根が一気に低くなった状況にも通じ
るように思います。
今回ご紹介をした明治天皇の御製は、まさに大局的見地から国ををより良くするために詠まれたものと拝察申し上げます。
変えるべきもの、変えてはならないものを流れゆく時代の中で、常に意識をしながら事を成していくことは本当に難しいものです。
その時の判断が一見すると正解に見えても、5年、10年と時が経つにつれて正解からほど遠いことになってしまうことは人間の歴史上
沢山あります。
私たちも常に5年10年100年先を見据えて事を成してゆけるよう努力を続けることが大切であると存じます。
職員一同多くの皆さまのご参拝を心よりお待ちしています。