季節の便り
斎庭の草花 シャクナゲ・ミヤマツツジ・シャガの開花!!!◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
Vol. 223:2019.05.13(月)
本年の桜の季節には本当に多くのご参拝の皆さまにお参りをいただきました。
柔らかな風の中、桜を愛でる皆さまの笑顔がとても印象的でした。
特に本年は、第二鳥居前の枝垂れ桜の前で写真を撮られる方が多く見受けられました。
本日で、桜の開花情報の更新は終了いたします。
これよりは、爽やかな新緑の季節となります。
ご神域の草花も開花が進み、一年で最も躍動的な季節の到来となります。
こちらの開花状況を更新して参りますので、ご参考にしていただき、ご参拝ください。
それでは、お伝えをいたします。
(平成31年4月16日撮影/ミヤマツツジの開花)
当社のミヤマツツジは境内各所にございますが、こちらの写真はことまち池の畔に咲いているミヤマツツジです。
ご神域の緑の芽吹きに彩りを添えています。
また、拝殿横には珍しい白色のミヤマツツジも開花を迎えています。ご参拝の折りに是非見つけて見て下さい。
(平成31年4月16日撮影/シャクナゲの開花)
こちらも晩春の花で、これからの1週間ほどが見頃となりそうです。
こちらの写真は通称「シャクナゲの丘」・「シャクナゲの山」と呼ばれる大宝殿下の小高い丘に多数植わっています。
こちらは花に囲まれた散策路が延びており、満開の季節には美しい小径となります。
(平成31年4月16日撮影/シャクナゲの丘の散策路)
まだ、5分咲きといったところでしょうか。今週の土曜日・日曜日までには開花が進みそうです。
満開の美しい景色が目に浮かびます。お参りの際は是非、散策してください。
(平成31年4月16日撮影/シャガの開花)
ご参拝の皆さまに質問されることが多い花の一つです。
花の背丈は10センチ~30センチほどで薄紫色の可憐な花を咲かせます。
一所にまとまって生えているのですぐにお気づきになるかと思います。
花期も長くまだしばらくは、美しい花姿を楽しめそうです。
(平成31年4月16日撮影/宮川の新緑)
もみじの若葉が日に日に芽吹いています。
風に揺れる葉に光が差し込むと、もみじの若葉自体が自ら輝きを放っているかのように感じることがありますが、
とある研究では、新緑の若葉は葉そのものが発光しているとの報告も出されているようです。
宮川沿いのもみじ散策路は1キロほど続いています。
森林浴をしながら癒やしのひとときを過ごすことができるスポットとしてご参拝の皆さまが散策を楽しんでいる姿を多く見受けられま
す。
今週の20日土曜日・21日日曜日は1300年前から続く古式十二段舞楽を奉奏いたします。
神々を敬う人々の真心によって護り伝えてきた、奈良時代の古の手振りを今に伝える貴重な神事芸能です。
ご参拝の皆さまもご自由に拝観できますので、是非この機会にお参り下さい。
(古式十二段舞楽6番「新まっく」の奉奏)
「古式十二段舞楽」奉納演目スケジュールをご覧下さい。両
日のスケジュールが確認できます。
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の変革期を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたします。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 歌
◇ふきかえす 藤の若葉の朝風に かくれし花の みゆるうれしさ◇
意 訳
◆藤の若葉をひるがえして過ぎる朝風に、葉かげの花がときおり見えるのはうれしいことです◆
今回は御歌です。
慌ただしい現代において、黙って物事を一分間見つめるということがどれほど難しいことでしょうか。
実際に、行ってみるとその難しさを肌身で感じることができます。
物事を見つめ、そこから感じ取る。
これを繰り返し、繰り返し、おこなうことで、澄み切った心で物事の本質や美しさを捉えることができるようになるのではないでしょう
か。この御歌には、見つめることで捉えた瞬間の美しさが満ちているように拝察申し上げます。
職員一同多くの皆さまのご参拝を心よりお待ちしています。
柔らかな風の中、桜を愛でる皆さまの笑顔がとても印象的でした。
特に本年は、第二鳥居前の枝垂れ桜の前で写真を撮られる方が多く見受けられました。
本日で、桜の開花情報の更新は終了いたします。
これよりは、爽やかな新緑の季節となります。
ご神域の草花も開花が進み、一年で最も躍動的な季節の到来となります。
こちらの開花状況を更新して参りますので、ご参考にしていただき、ご参拝ください。
それでは、お伝えをいたします。
(平成31年4月16日撮影/ミヤマツツジの開花)
当社のミヤマツツジは境内各所にございますが、こちらの写真はことまち池の畔に咲いているミヤマツツジです。
ご神域の緑の芽吹きに彩りを添えています。
また、拝殿横には珍しい白色のミヤマツツジも開花を迎えています。ご参拝の折りに是非見つけて見て下さい。
(平成31年4月16日撮影/シャクナゲの開花)
こちらも晩春の花で、これからの1週間ほどが見頃となりそうです。
こちらの写真は通称「シャクナゲの丘」・「シャクナゲの山」と呼ばれる大宝殿下の小高い丘に多数植わっています。
こちらは花に囲まれた散策路が延びており、満開の季節には美しい小径となります。
(平成31年4月16日撮影/シャクナゲの丘の散策路)
まだ、5分咲きといったところでしょうか。今週の土曜日・日曜日までには開花が進みそうです。
満開の美しい景色が目に浮かびます。お参りの際は是非、散策してください。
(平成31年4月16日撮影/シャガの開花)
ご参拝の皆さまに質問されることが多い花の一つです。
花の背丈は10センチ~30センチほどで薄紫色の可憐な花を咲かせます。
一所にまとまって生えているのですぐにお気づきになるかと思います。
花期も長くまだしばらくは、美しい花姿を楽しめそうです。
(平成31年4月16日撮影/宮川の新緑)
もみじの若葉が日に日に芽吹いています。
風に揺れる葉に光が差し込むと、もみじの若葉自体が自ら輝きを放っているかのように感じることがありますが、
とある研究では、新緑の若葉は葉そのものが発光しているとの報告も出されているようです。
宮川沿いのもみじ散策路は1キロほど続いています。
森林浴をしながら癒やしのひとときを過ごすことができるスポットとしてご参拝の皆さまが散策を楽しんでいる姿を多く見受けられま
す。
今週の20日土曜日・21日日曜日は1300年前から続く古式十二段舞楽を奉奏いたします。
神々を敬う人々の真心によって護り伝えてきた、奈良時代の古の手振りを今に伝える貴重な神事芸能です。
ご参拝の皆さまもご自由に拝観できますので、是非この機会にお参り下さい。
(古式十二段舞楽6番「新まっく」の奉奏)
「古式十二段舞楽」奉納演目スケジュールをご覧下さい。両
日のスケジュールが確認できます。
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の変革期を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたします。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 歌
◇ふきかえす 藤の若葉の朝風に かくれし花の みゆるうれしさ◇
意 訳
◆藤の若葉をひるがえして過ぎる朝風に、葉かげの花がときおり見えるのはうれしいことです◆
今回は御歌です。
慌ただしい現代において、黙って物事を一分間見つめるということがどれほど難しいことでしょうか。
実際に、行ってみるとその難しさを肌身で感じることができます。
物事を見つめ、そこから感じ取る。
これを繰り返し、繰り返し、おこなうことで、澄み切った心で物事の本質や美しさを捉えることができるようになるのではないでしょう
か。この御歌には、見つめることで捉えた瞬間の美しさが満ちているように拝察申し上げます。
職員一同多くの皆さまのご参拝を心よりお待ちしています。