季節の便り
平成31年小國神社 桜開花状況のお知らせ③ 3分~5分咲き◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
Vol. 220:2019.04.04(木)
4月1日に、新しい元号「令和」が公布になりました。5月1日の新帝陛下の御即位に伴い、改元がおこなわれます。「令和」の元号
は、中国の古典からの典拠ではなく、国書であり日本最古の和歌集である「万葉集」を典拠とした我が国初の元号となりました。
天皇陛下の長年にわたる私心なきお務めに感謝の誠を捧げ、新たな御代が平穏のうちに幕を開け、
我が国が益々栄えゆくことを心より祈念いたします。
さて、当社の桜は、寒の戻りの影響を受け開花が遅れていました。
明日以降は暖かさが戻るとの予報でしたので、開花が一気に開花が進みそうです。
桜の樹種によりますが、現在の開花状況は全体で3分~5分咲きで、第二鳥居周辺の桜は満開となっております。
7日のさくらまつりは見頃を迎えそうです。
それでは現在の開花状況をお伝えいたします。
(平成31年4月3日撮影/第二鳥居前の枝垂れ桜)
満開を迎えています。
二本ある枝垂れ桜、よく見ると花びらの形状が全く違います。花びらの形が違うと随分と雰囲気がかわります。
(平成31年4月3日撮影/舞殿横の染井吉野)
こちらも満開を迎えています。
寒の戻りのお陰で花が散らずに美しいまま保たれています。
(平成31年4月3日撮影/門前駐車場の染井吉野)
つぼみが多いように感じますが、天候次第で一気に満開となりそうです。
(平成31年4月3日撮影/明神通り沿いの桜)
3分~5分咲きのところが多いようです。
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の変革期を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたします。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 製
◇いにしへの 御代の教に もとづきて ひらけゆく世に たたむとぞ思ふ◇
意 訳
◆遠い昔の御代の聖賢の教にもとづいて、新しく開けていく世の生き方に対処してゆこうと思う◆
今回は明治天皇の御製です。
神々を敬い、万物に神性を認め、祖先の心を己の心としながら人と平和に生きる生き方。
敬神数祖(けいしんすうそ)と呼ばれる日本人が古来より大切にしてきた生き方に改めて思いを致しつつ、
新しい世の中に対峙していくという姿勢は、現在の私たちも大いに学ぶべきところが沢山あります。
先ずは、自身の足下を見つめ直し、「祖先が護り伝えてきたこころ」に自身のこころを重ねることで、
自ずから進むべき道が見えてくるのではないでしょうか。
今年は例年に比べてまだまだ桜を楽しむことができそうです。
職員一同多くの皆さまのご参拝を心よりお待ちしています。
は、中国の古典からの典拠ではなく、国書であり日本最古の和歌集である「万葉集」を典拠とした我が国初の元号となりました。
天皇陛下の長年にわたる私心なきお務めに感謝の誠を捧げ、新たな御代が平穏のうちに幕を開け、
我が国が益々栄えゆくことを心より祈念いたします。
さて、当社の桜は、寒の戻りの影響を受け開花が遅れていました。
明日以降は暖かさが戻るとの予報でしたので、開花が一気に開花が進みそうです。
桜の樹種によりますが、現在の開花状況は全体で3分~5分咲きで、第二鳥居周辺の桜は満開となっております。
7日のさくらまつりは見頃を迎えそうです。
それでは現在の開花状況をお伝えいたします。
(平成31年4月3日撮影/第二鳥居前の枝垂れ桜)
満開を迎えています。
二本ある枝垂れ桜、よく見ると花びらの形状が全く違います。花びらの形が違うと随分と雰囲気がかわります。
(平成31年4月3日撮影/舞殿横の染井吉野)
こちらも満開を迎えています。
寒の戻りのお陰で花が散らずに美しいまま保たれています。
(平成31年4月3日撮影/門前駐車場の染井吉野)
つぼみが多いように感じますが、天候次第で一気に満開となりそうです。
(平成31年4月3日撮影/明神通り沿いの桜)
3分~5分咲きのところが多いようです。
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の変革期を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたします。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 製
◇いにしへの 御代の教に もとづきて ひらけゆく世に たたむとぞ思ふ◇
意 訳
◆遠い昔の御代の聖賢の教にもとづいて、新しく開けていく世の生き方に対処してゆこうと思う◆
今回は明治天皇の御製です。
神々を敬い、万物に神性を認め、祖先の心を己の心としながら人と平和に生きる生き方。
敬神数祖(けいしんすうそ)と呼ばれる日本人が古来より大切にしてきた生き方に改めて思いを致しつつ、
新しい世の中に対峙していくという姿勢は、現在の私たちも大いに学ぶべきところが沢山あります。
先ずは、自身の足下を見つめ直し、「祖先が護り伝えてきたこころ」に自身のこころを重ねることで、
自ずから進むべき道が見えてくるのではないでしょうか。
今年は例年に比べてまだまだ桜を楽しむことができそうです。
職員一同多くの皆さまのご参拝を心よりお待ちしています。