季節の便り
斎庭の草花 ~青葉もみじの若葉の下で森林浴~ 新緑が美しい季節の到来です!!! ■明治150年記念 明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ■
Vol. 205:2018.04.26(木)
昨夜から降り続いた豪雨も上がり、ご神域は柔らかな潤いを帯び、清々しい空気に包まれています。
見上げる空は青く広がり、この季節の美しさが一層際立ちます。
若葉薫るご神域で草木の息吹を感じながら深呼吸をすると、日々の生活で煩雑になりがちな
心が鎮まり、癒やされていることに気がつきます。
さて、境内ではツツジが満開を迎え、色とりどりの花が目を楽しませてくれます。
(平成30年4月23日午前11時頃撮影:第2駐車場 生垣のツツジ)
もみじの若葉も鮮やかな新緑の清々しい季節となりました。
(平成30年4月23日午前11時頃撮影:波のように折り重なるモミジの新緑)
秋には紅葉で目を楽しませてくれるモミジですが、この季節の新緑もまた格別の美しさです。
多くのモミジが生い茂る宮川沿いでは、水面も目に眩しい萌黄色に染まります。
(平成30年4月23日午前11時頃撮影:水面に写る新緑と赤橋)
瑞々しい若葉のもと、川のせせらぎに耳を澄ませば、まるで心にそよ風が吹き込んだかのような清々しさが感じられます。
(平成30年4月23日午前11時頃撮影:新緑の下から望むご社殿)
新緑に包まれたご神域に、是非足をお運びください。
◆境内散策のお供に『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之 著)
小國神社の境内には様々な草花が息づいています。
足元に目をやると、青々とした葉や可愛らしい花など、それぞれの姿で私達の目を楽しませてくれます。
ご神域の草花の観察や、散策には『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之 著)
がお勧めです。花の名前が分かると、より親しみが湧いてきます。
(平成30年4月23日午前11時頃撮影:ウマノアシガタ)
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の御代を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたしております。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 製
◇薄くこくみどりかさなる夏山の若葉のいろのなつかしきかな◇
意 訳
◆緑が重なり濃淡の美しい夏山の、若葉の新緑の色を見ると懐かしく感じるものだ◆
明治天皇の新緑を詠まれた御製です。
若葉の鮮やかな夏山を見て、故郷である京都の山並を思い起こされたのでしょうか。
近代国家へと進む激動の変革期の中、一時の休息がもたらした故郷への御心が鮮やかに浮かび上がります。
本年は、明治維新より150年の節目の年となっております。
国民が一丸となり、天皇を中心とした近代国家への道を歩んだ当時の「国作り」に思いを致しながら、
御製、御歌に親しんで頂きたく存じます。
職員一同、皆さまのご参拝を心よりお待ち申し上げます。
見上げる空は青く広がり、この季節の美しさが一層際立ちます。
若葉薫るご神域で草木の息吹を感じながら深呼吸をすると、日々の生活で煩雑になりがちな
心が鎮まり、癒やされていることに気がつきます。
さて、境内ではツツジが満開を迎え、色とりどりの花が目を楽しませてくれます。
(平成30年4月23日午前11時頃撮影:第2駐車場 生垣のツツジ)
もみじの若葉も鮮やかな新緑の清々しい季節となりました。
(平成30年4月23日午前11時頃撮影:波のように折り重なるモミジの新緑)
秋には紅葉で目を楽しませてくれるモミジですが、この季節の新緑もまた格別の美しさです。
多くのモミジが生い茂る宮川沿いでは、水面も目に眩しい萌黄色に染まります。
(平成30年4月23日午前11時頃撮影:水面に写る新緑と赤橋)
瑞々しい若葉のもと、川のせせらぎに耳を澄ませば、まるで心にそよ風が吹き込んだかのような清々しさが感じられます。
(平成30年4月23日午前11時頃撮影:新緑の下から望むご社殿)
新緑に包まれたご神域に、是非足をお運びください。
◆境内散策のお供に『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之 著)
小國神社の境内には様々な草花が息づいています。
足元に目をやると、青々とした葉や可愛らしい花など、それぞれの姿で私達の目を楽しませてくれます。
ご神域の草花の観察や、散策には『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之 著)
がお勧めです。花の名前が分かると、より親しみが湧いてきます。
(平成30年4月23日午前11時頃撮影:ウマノアシガタ)
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の御代を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたしております。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 製
◇薄くこくみどりかさなる夏山の若葉のいろのなつかしきかな◇
意 訳
◆緑が重なり濃淡の美しい夏山の、若葉の新緑の色を見ると懐かしく感じるものだ◆
明治天皇の新緑を詠まれた御製です。
若葉の鮮やかな夏山を見て、故郷である京都の山並を思い起こされたのでしょうか。
近代国家へと進む激動の変革期の中、一時の休息がもたらした故郷への御心が鮮やかに浮かび上がります。
本年は、明治維新より150年の節目の年となっております。
国民が一丸となり、天皇を中心とした近代国家への道を歩んだ当時の「国作り」に思いを致しながら、
御製、御歌に親しんで頂きたく存じます。
職員一同、皆さまのご参拝を心よりお待ち申し上げます。