季節の便り
斎庭の草花『セッコク』の開花 ~花しょうぶ園開園のお知らせ~ ■明治150年記念 明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ■
Vol. 207:2018.05.24(木)
日に日に暑さを増す陽気に、夏の到来を感じる季節となりました。
宮川沿いではもみじの青葉の色も深まり、あざやかな緑が水面に映る美しい光景を楽しむことができます。
(平成30年5月19日午後3時頃撮影:宮川沿いの新緑)
また境内では薬草に用いられることから、『少彦薬根(すくなひこなのくすね)』の異名を持つ『石斛(セッコク)』も開花を迎えておりま
す。桜の樹皮や、大杉の覆い屋根の上には、白や薄紫の小さな花を咲かせたセッコクを数多く見ることができます。
(平成30年5月19日午後3時頃撮影:セッコク)
(平成30年5月19日午後3時頃撮影:セッコク)
◆一宮花しょうぶ園 開園のお知らせ◆
870坪の園内に80種類、約80000本の花しょうぶが咲き競う『一宮花しょうぶ園』
ことまち横丁・ことまち夢小径の西側にございます、この花しょうぶ園は、例年1万人を超える多くの方々にご来園いただいておりま
す。
本年(平成30年)の開園は5月25日(金)を予定しておりますが、開花の進み具合により多少早まる場合もございます。
初夏ならではの彩りと風情を楽しめる『一宮花しょうぶ園』に、ご友人・ご家族お誘いあわせの上、ぜひお越しください
(見頃を迎えた一宮花しょうぶ園の様子はこの様な美しい光景となります)
◆境内散策のお供に『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之 著)
小國神社の境内には様々な草花が息づいています。
足元に目をやると、青々とした葉や可愛らしい花など、それぞれの姿で私達の目を楽しませてくれます。
ご神域の草花の観察や、散策には『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之 著)
がお勧めです。花の名前が分かると、より親しみが湧いてきます。
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の御代を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたしております。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 歌
◇言の葉にあまる誠はおのずから人のおもわにあらはれにけり◇
意 訳
◆人の言葉に言い尽くせないほどの真心というものは、人の表情にあらわれるものである◆
今回は明治天皇の御製です。
「目は口程に物を言う」とも言われますが、表情も人物の心をよく表すものです。
清らかな誠の心で物事に対峙するとき、人の真剣な思いは自然と表情となって表れます。
国を思う人々の真剣な眼差しが、天皇を中心とした近代国家建設への大きな原動力となりました。
本年は、明治維新より150年の節目の年となっております。
国民が一丸となり、天皇を中心とした近代国家への道を歩んだ当時の「国作り」に思いを致しながら、
御製、御歌に親しんで頂きたく存じます。
職員一同、皆さまのご参拝を心よりお待ちしております。
宮川沿いではもみじの青葉の色も深まり、あざやかな緑が水面に映る美しい光景を楽しむことができます。
(平成30年5月19日午後3時頃撮影:宮川沿いの新緑)
また境内では薬草に用いられることから、『少彦薬根(すくなひこなのくすね)』の異名を持つ『石斛(セッコク)』も開花を迎えておりま
す。桜の樹皮や、大杉の覆い屋根の上には、白や薄紫の小さな花を咲かせたセッコクを数多く見ることができます。
(平成30年5月19日午後3時頃撮影:セッコク)
(平成30年5月19日午後3時頃撮影:セッコク)
◆一宮花しょうぶ園 開園のお知らせ◆
870坪の園内に80種類、約80000本の花しょうぶが咲き競う『一宮花しょうぶ園』
ことまち横丁・ことまち夢小径の西側にございます、この花しょうぶ園は、例年1万人を超える多くの方々にご来園いただいておりま
す。
本年(平成30年)の開園は5月25日(金)を予定しておりますが、開花の進み具合により多少早まる場合もございます。
初夏ならではの彩りと風情を楽しめる『一宮花しょうぶ園』に、ご友人・ご家族お誘いあわせの上、ぜひお越しください
(見頃を迎えた一宮花しょうぶ園の様子はこの様な美しい光景となります)
◆境内散策のお供に『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之 著)
小國神社の境内には様々な草花が息づいています。
足元に目をやると、青々とした葉や可愛らしい花など、それぞれの姿で私達の目を楽しませてくれます。
ご神域の草花の観察や、散策には『小國神社の花々 増補版』(坂部哲之 著)
がお勧めです。花の名前が分かると、より親しみが湧いてきます。
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の御代を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたしております。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 歌
◇言の葉にあまる誠はおのずから人のおもわにあらはれにけり◇
意 訳
◆人の言葉に言い尽くせないほどの真心というものは、人の表情にあらわれるものである◆
今回は明治天皇の御製です。
「目は口程に物を言う」とも言われますが、表情も人物の心をよく表すものです。
清らかな誠の心で物事に対峙するとき、人の真剣な思いは自然と表情となって表れます。
国を思う人々の真剣な眼差しが、天皇を中心とした近代国家建設への大きな原動力となりました。
本年は、明治維新より150年の節目の年となっております。
国民が一丸となり、天皇を中心とした近代国家への道を歩んだ当時の「国作り」に思いを致しながら、
御製、御歌に親しんで頂きたく存じます。
職員一同、皆さまのご参拝を心よりお待ちしております。