神杉の木霊(かみすぎのこだま)

遠江國一宮 小國神社

「神杉」
ご神域で育まれた神聖な杉の木

遠江國一宮 小國神社は、約三十三万坪に及ぶ広大な「鎮守の森」の中に鎮座しています。

この壮厳なご神域には、樹齢数百年を経た丈余の杉が鬱蒼と繁り、自然の力強い生命力が満ち溢れています。

「鎮守の森」に育つ杉は、小國神社の祝詞において「神杉」と表わされるように、神々が宿る杉として今に譲り伝えられています。

「だいこく様」
人々の良縁を結ぶ神さま

「日本の国を作られた神さま」としてまた、神話「因幡の白うさぎ」に記されるように「傷ついたうさぎを助けた心のやさしい神さま」として広く親しまれています。

国土経営開発・諸行繁栄のご神徳はもちろん、近年では「良縁を結ぶ神さま」としても篤く崇敬されております。

「打出の小槌」
大いなるご神徳の象徴

だいこく様のお姿は頭巾をかぶり、左肩には袋を背負い、右手には打出の小槌を持ち、米俵の上に座っている姿が広く知られています。

「打出の小槌」は振ると様々なものが出てくると伝わる福徳円満の宝器です。

「打出の小槌」をお持ちのお姿はその大いなるご神徳の象徴でもあります。

神杉の木霊「そのかたち」

遠江國一宮 小國神社

「神棚」
生活の中に「感謝」を伝える「祈り」の場を

生活スタイルや住宅環境が変化し、「かみだな」のあり方も一つだけではありません。 大切な事は、「感謝」の気持ちを伝える「祈り」の場を設けて神さまに心静かに手を合わせることです。

「お神札を丁寧におまつりしたいけれども、従来の宮方や神棚は住まいに合わず、粗末にあつかいたくないので困っている」との声が多く聞かれます。

そのような中、ご神域で育まれた「神杉」を使い、現代の住環境に馴染む「かみだな」のとして「御神札まつり箱」を奉製いたしました。

御神札まつり箱
「神杉の木霊」

木目も色合いも一つ一つ違う特別な授与品です。

  • 和室・洋室問わず様々な環境に馴染じむ落ち着いた佇まいで、お神札を汚れやほこりから守り、丁寧におまつりする事ができます。
  • 壁に大きな穴を開けることなく壁に掛け出来る事が出来ます。
  • お神札は上蓋を外し、神宮大麻(小)や小國神社のお神札などの一般的な紙製のお神札を三体納めることができます。

「神杉の木霊」
そのひとつひとつに大神様のご加護が宿ります

御神札まつり箱「神杉の木霊」は授与所にて
初穂料五千円也にて限定授与しております。

実物は参拝者休憩所にも展示をいたします。 ご遠方の方には発送も受付けしておりますのでご連絡下さい。

小國神社 社務所/0538(89)7302

神杉の木霊「まつりかた」

遠江國一宮 小國神社

ご家庭でのおまつりの場所

「南向き」または「東向き」の
「明るく静かな高い場所」におまつりしてください。

一日が始まる朝日や日中の太陽など日当たりを考慮して、神さまを敬うためです。毎日お参りする場所ですので、家族の親しみある場所が良いでしょう。

階段の下や部屋の入口など人通りの多い場所は避けるとよいでしょう。また、適切な場所がない場合には、方角にこだわりすぎずにおまつりしてください。

お神札の納め方

神杉の木霊の上蓋は簡単に外すことができますので、上部からお神札を納めて下さい。

お神札は正面手前から、
「神宮大麻」「氏神様のお神札」「崇敬する神社のお神札」の順に納めます。

おまいりのしかた

おまいりの作法は「二拝二拍手一拝」が基本になります。

神さまに向い、頭を垂れ、心を整え、日常の感謝の気持ちを素直に伝えましょう。

お供えができるようであれば「米・酒・塩・水」をお供えした後におまいりしましょう。

「かみだな」に関する情報は「神社のいろは/お神札と家庭のまつり」でもご案内していますので、あわせてご覧ください。