季節の便り
令和2年 桜開花情報をお届けいたします。『3分~5分咲き』◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
Vol. 233:2020.03.31(火)
土曜日・日曜日は花曇りと冷たい雨が続きました。本日雲が厚い一日ではありましたが、ご神域の桜は少しづ
つ開花を進めているようです。
さて、外出を自粛されている方も多いかと存じます。気持ちが塞がりがちな世相ではありますが、当社の桜情
報をご覧いただき、心も身体も健やかお過ごしいただければ幸いに存じます。
それでは、開花情報をお伝えいたします。
(二の鳥居前の枝垂れ桜:令和2年3月31日撮影)
本年の花のつきはとても良く、美しく咲き揃ってまいりました。むかって右が咲き始め、左が5分咲きといっ
たところでしょうか。4月に入ってからが花盛りとなりそうです。
(二の鳥居前の枝垂れ桜:令和2年3月31日撮影)
桃色の花びらがとても美しく、曇り空の下では一際存在感を増します。
(二の鳥居前の枝垂れ桜:令和2年3月31日撮影)
(門前宮川沿いの染井吉野:令和2年3月31日撮影)
こちらは咲き始めから3分咲きといった様子です。
本年も花つきは良く、膨らんだつぼみが開花を控えています。
日々、新たに感染症についての報道がなされています。正確な情報を把握し不自由、不便を乗り越え、冷静に
対応することで、一丸となって鎮静化に努め、この国難とも言える事態を乗り越えてゆくことが大切であると
存じます。
不平や不満では解決することは難しいものです。
職員一同、国の安寧と世界の平和を祈り、社務に精進してまいります。
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の変革期を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたします。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 製
◇ともすれば 思はぬ方にうつるかな こころすべきは 心なりけり◇
意 訳
◆ともすると思いがけない方に人の心というものは揺らぎ動くことがあります。いつの時も、思慮深く、おろ
そかにしてはならないのは心のありようです。◆
今回は御製です。
揺らいでしまう心を克服するために、常に物事や事象を思慮深く見つめることがとても大切です。
しかしながら、日常生活においても、一つのものごとに対して思慮深くなるというのはとても難しいことで
す。
例えば、私たちは、黙って静かに3分間目の前にある風景を見つめてみると、別の他の事が気になったり、周
りの物音に気を取られるものです。そのような状態から何かの真理を見つけ出すことは本当に困難なもので
す。
こころを静かに物事の本質を見極める姿勢を私たちも常に心がけてゆかねばなりません。
つ開花を進めているようです。
さて、外出を自粛されている方も多いかと存じます。気持ちが塞がりがちな世相ではありますが、当社の桜情
報をご覧いただき、心も身体も健やかお過ごしいただければ幸いに存じます。
それでは、開花情報をお伝えいたします。
(二の鳥居前の枝垂れ桜:令和2年3月31日撮影)
本年の花のつきはとても良く、美しく咲き揃ってまいりました。むかって右が咲き始め、左が5分咲きといっ
たところでしょうか。4月に入ってからが花盛りとなりそうです。
(二の鳥居前の枝垂れ桜:令和2年3月31日撮影)
桃色の花びらがとても美しく、曇り空の下では一際存在感を増します。
(二の鳥居前の枝垂れ桜:令和2年3月31日撮影)
(門前宮川沿いの染井吉野:令和2年3月31日撮影)
こちらは咲き始めから3分咲きといった様子です。
本年も花つきは良く、膨らんだつぼみが開花を控えています。
日々、新たに感染症についての報道がなされています。正確な情報を把握し不自由、不便を乗り越え、冷静に
対応することで、一丸となって鎮静化に努め、この国難とも言える事態を乗り越えてゆくことが大切であると
存じます。
不平や不満では解決することは難しいものです。
職員一同、国の安寧と世界の平和を祈り、社務に精進してまいります。
◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆
さて『季節の便り』では激動の変革期を治められ、国土と自然を愛し多くの優れた和歌を残された
明治天皇の御製(陛下がお作りになられた和歌)、昭憲皇太后の御歌(皇太后がお作りになられた和歌)
をご紹介いたします。
それぞれの歌に込められた大御心に触れて頂くきっかけとなれば幸いに存じます。
御 製
◇ともすれば 思はぬ方にうつるかな こころすべきは 心なりけり◇
意 訳
◆ともすると思いがけない方に人の心というものは揺らぎ動くことがあります。いつの時も、思慮深く、おろ
そかにしてはならないのは心のありようです。◆
今回は御製です。
揺らいでしまう心を克服するために、常に物事や事象を思慮深く見つめることがとても大切です。
しかしながら、日常生活においても、一つのものごとに対して思慮深くなるというのはとても難しいことで
す。
例えば、私たちは、黙って静かに3分間目の前にある風景を見つめてみると、別の他の事が気になったり、周
りの物音に気を取られるものです。そのような状態から何かの真理を見つけ出すことは本当に困難なもので
す。
こころを静かに物事の本質を見極める姿勢を私たちも常に心がけてゆかねばなりません。