斎庭の草花 ヒメオウギズイセン・ヤマキツネノボタンの開花！！！ ■宮川川遊びについての注意事項■

Vol. 212：2018.07.12(木)

この度の西日本を中心に発生した豪雨において、お亡くなりになられた方々に対し謹んでお悔やみ申し上げますと共に
被災をされた皆様に心からお見舞い申し上げます。

被災地の一日も早い復興と平穏な日々が戻ることを心よりお祈り申し上げます。

近年類を見ない、非常に広い範囲において甚大な被害が起こっております。
自然が持つ、厳しい面と穏やかな面は遙か昔からかわることなく現代に至っていますが、
便利な世の中となり、減災技術は進む中で日本とはどの様な国土であるか、
先人達はどのように自然に寄り添い生活を営んできたのかという知識の継承も減災・防災に役立つことと存じます。

常に変化していく自然にこれからも絶えず適応できるように
私たちも常に備えてゆかなければならないと改めて痛感いたしました。

■小國神社　宮川での川遊びについての注意事項■

当社の横を流れる宮川は子どもたちの川遊びの場所としても毎年この季節は賑わいます。
宮川は、通常は大変穏やかなせせらぎですが、集中的に雨が降ることで水かさは一気に上昇します。
その他にも、下流、中流では雨が降っていない状況でも、上流では大雨が降り
短時間で勢いよく水かさが増すことも考えられます。

先日の報道でも、広島県府中町を流れる榎川で、上流から流れてきた土砂や流木が川をせき止め、水があふれ出た。
とのニュースも記憶に新しいかと思います。

宮川での川遊びは、雨の日はもちろん、大雨が続いた翌日などは、川遊びを避けるなどの対策が必要です。
天気予報を確認した後に安全に十分注意して遊びましょう。


それでは、季節の花々をご紹介いたします。



（平成３０年７月１２日撮影：ヒメオウギズイセン）

ヨーロッパで交配され、明治中期に到来した花で鮮やかな朱色をしています。



（平成３０年７月１２日撮影：ヤマキツネノボタン）

湿り気のある場所に生えています。キツネノボタンの変種と考えられています。
北海道から九州まで分布していますが、改めて目を凝らすと可憐な咲き姿に目を奪われます。




（平成３０年７月１２日撮影：ボタンクサギ）

葉や根に殺菌力があり生薬としても利用される。腫れ物や高血圧、下痢などに効果があるといわれています。
ピンク色の花が集まって見事な鞠状の咲き姿になります。

職員一同、多くの皆さまのご参拝を心よりお待ちしております。