トップページお知らせ◆古代より受け継がれる伝統◆国指定無形民俗文化財『古式十二段舞楽』奉奏拝観のご案内

お知らせ

◆古代より受け継がれる伝統◆国指定無形民俗文化財『古式十二段舞楽』奉奏拝観のご案内

Vol. 278:2018.04.09(月)

国の重要無形民俗文化財に指定されております『古式十二段舞楽』を4月14日(土)、15日(日)に奉奏いたします。
この『古式十二段舞楽』は、今より1300年程前の飛鳥時代末にあたる大宝元年(701年)
天皇よりの使者「勅使(ちょくし)」によって小國神社に奉奏された、十二段の舞からなる舞曲です。



<五番 太平楽(たいへいらく)> 子ども達による「稚児舞」で乱世を正す舞と伝わります。

勅使によって伝えられた『十二段舞楽』は当地で脈々と受け継がれ、
昭和57年「遠江森町の舞楽」として国指定無形民俗文化財となりました。

現在では、大神様への真心をもってご奉仕をする人々からなる
「小國神社古式舞楽保存会」がその伝統を守り伝えています。



<八番 二の舞(にのまい)>七番「安摩(あま)」を真似る老爺と老婆を演じます。
「二の舞を演じる」の語源となりました。

『古式十二段舞楽』の奉奏は14日(土)に全体を短縮して行う「試楽(しがく)」と
15日(日)の当社「神幸祭(しんこうさい)」に合わせて行われる正式なものと、2日間行われます。

■奉納演目タイムスケジュール■



<15日には「投げ餅」を行います>

舞楽の奉奏時間は上表を目安にご参照ください。
それぞれの舞楽についての詳細は十二段舞楽特設ページをご覧ください。


常に神々を敬う心をもって古より連綿と受け継がれてきた『古式十二段舞楽』
悠久の歴史を感じさせる神事芸能を是非、ご拝観下さい。



<二番 色香(しきこう)>円盤を背負い鏡写しのように二人で舞います。

◆「神幸祭(しんこうさい)」斎行のご案内◆

舞楽が奉奏される15日(日)には「神幸祭(しんこうさい)」を執り行います。
1年で唯一、大神さまがお神輿に乗ってお出ましになる大変めでたいお祭りです。
このお神輿に付き従い『古式十二段舞楽』を奉仕する舞人(まいびと)などが行列を成します。



また門前の明神通りから小國神社へと向かう「勅使行列(ちょくしぎょうれつ)」が行われます。
この「勅使行列」は勅使が当社に遣わされた当時を想わせるものです。
小國神社とご神域が時代絵巻につつまれる1日となります。
この貴重な1日に、ご家族、ご友人などお誘いあわせの上、是非ご参拝下さい。

職員一同、皆さまのご参拝を心よりお待ち申し上げます。

お知らせ

トップページお知らせ◆古代より受け継がれる伝統◆国指定無形民俗文化財『古式十二段舞楽』奉奏拝観のご案内