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お知らせ

平成29年11月18日(土) ~ 11月26日(日)『小國神社と人と暮らしとかみのたな展』の開催!!!

Vol. 266:2017.11.16(木)




■神棚に手を合せて始まる『丁寧な一日』の提案■

小國神社と静岡県で神棚の奉製を行う(有)静岡木工が「小國神社と人と暮らしとかみのたな展」と題し、
当社特別展示室にて「小國神社の歴史」と「かみだな文化」を伝える特別展示会を開催いたします。

また、今回は「稲」=「命の根」を伝えるおまつり新嘗祭(にいなめさい)をテーマに
小國神社の歴史や社殿、鎮守の杜、御札まつり箱「神杉の木霊」(かみすぎのこだま)の展示や
モダン神だなの販売などの『特別展示スペース』が併設されます。

永きにわたり崇敬されてきた小國神社をより深く詳しく知ることができる貴重な機会を是非、お楽しみ下さい。

・企 画:神棚の里 期間限定店舗・特別展示販売 『小國神社と人と暮らしとかみのたな展』
     
     主催:有限会社静岡木工 協力:小國神社

・日 時:平成29年11月18日(土) ~ 11月26日(日)
     午前10時 ~ 午後4時まで開催

・場 所:小國神社特別展示室(参拝者休憩所2階・入場無料)

・お問い合わせ:(有)静岡木工 担当 杉本直子 0548-32-4138


□今、なぜ『かみだな』が注目を浴びているのでしょうか?~ふだん忘れがちな日本人と神さまとの関係を見直そう~□

■『神さま』と『日本人の豊かな感性』■



私たちは古くから、空に輝く太陽や広大な海、連なる山々、清らかに流れる川、そよぐ風、そして大地など
豊かな自然の恵みを受けて、生活をしてきました。

命が生れ、育ち、豊かな実りや繁栄をもたらす自然の営みは時に、日照りや豪雨、地震や津波そして火山の噴火など、
私たちの生命を奪うほど大きな力をも持ち合わせています。

『人間の力ではどうしようもできないことというのは本当に数多くあります。』

このような自然の営みに人々は神々の力を感じ、この『自然を生み出したもの』に対して人々は「敬意」を表わして
お祀り(おまつり)しました。

このよう自然と結びついた実に穏やかな信仰により私たちは身近に神さまを感じてきました。


■太古より伝えられてきた大切な『こころ』■

私たちの祖先は自然に象徴される神々の恵みを受けて、その中で生かされていることに感謝し、
自らの心を正して清らかな気持ちで日々の生活を送ってきました。

そして、太古より大切に伝えられてきたこの『こころ』は現代に生きる私たちにも
「正直でありたいと思う気持ち」や「調和の心」として今に生きています。

小國神社『神社のいろは』’八百万の神さまが見守る国’


■神代から伝わる「約束」を守り続けるまつり「新嘗祭」(にいなめさい)■




(小國神社:11月23日に行なう新嘗祭)

今回の特別展示のテーマでもある新嘗祭は宮中をはじめ全国の神社で執り行われる
おまつりの中でも最も重要なおまつりの1つです。

収穫の秋に豊かに稔った稲をはじめとする新穀をお供えし、神さまの恵みに感謝します。
新嘗祭の起源は古く、『古事記』にも天照大御神が新嘗祭を行ったことが記されています。

■斎庭の稲穂の神勅(ゆにわのいなほのしんちょく) ■

私たちの総氏神とされる天照大御神が日本を豊かで平和な国にするために説いた3つの大切な教え(神勅)があります。
その1つが「斎庭の稲穂の神勅」です。天上界、高天原で神々が育てている稲を地上界、豊葦原瑞穂国でも育て、
稔り豊かな安定した国を造りなさいとの教えです。

稲穂と稲作は神さまから授かった大切なものです。
そして、「稲」=「命の根」として私たちの食生活はもちろんのこと、日本文化の基本となって今日まで続いています。

科学技術が格段に進歩した現代においても、「新嘗祭」が宮中を始め全国の神社で行なわれるのは
「稲穂がたわわに稔る豊かで安定した国を造りなさい」との神代からの神さまとの約束を守り続けているからなのです。



(平成28年2月撮影:修祓【しゅばつ】祭員・参列者一同お祓いをしてからおまつりを執り行います。)


■今、改めて注目を浴びる『かみだな』の魅力■


「日常の感謝の心を届ける場所」

物や情報があふれ、せわしない日常の中で、私たちは時に自分の心を見失いがちです。
『かみだな』の前で自分自身を深く見つめ、静かに手を合わせることで、見落としていた心に気づき、

『今、生かされていることに感謝し正直な心へと立ち返る』ことができます。

このような時間を日々の生活の中に持つことで
私たちの心は『豊かに潤い』、『丁寧な一日』を始めることができます。

■『かみだな』のカタチ■

『かみだな』といえば神社を小型化したものが主流でした。

近年では、住宅事情の多様化によりモダンなデザインの神棚も主流の一つです。
それぞれの生活スタイルに合わせ、「おまつりする」ことができるようになりました。
壁に大きな穴を開けずにおまつりができるものもあります。



(様々な住環境に溶け込み壁掛けができる小國神社のかみだな『神杉の木霊』)

神杉の木霊特設サイトをご覧下さい。




本年、静岡木工mag design labo.
のコラボレ-ションによる現代生活に溶け込む新しい神だな【かみさまのたな】が GOOD DESIGN 2016 を受賞しました。
歴史を重んじながら必要なものをデザインに落とし込み奉製された、包みこむような柔らかい印象のかみだなです。
こちらの特別展示もおこないます。是非、間近でご覧下さい。



(平成28年10月29日撮影:東京ミッドタウンGOOD DESIGN EXHIBITION2016
開催風景)

会場の多くの人々が新しいカタチの『かみだな』に関心をよせていました。




(一番大切なことはお神札を丁寧におまつりする気持ちです。)

洋室や一人暮らしの部屋にもスッと馴染む自然なデザインの「かみだな」の数々。
そして、お供えをするお皿や器のデザインの豊富さ。
「小國神社と人と暮らしとかみのたな展」様々な展示をいたします。

『日々の感謝を伝える特別で神聖な場所』を設けることで
『神々と共に生きる私たちの本来のあり方』に気がつくことでしょう。


■家庭や職場に祈りの場のある暮らしを始めてみましょう■

~神社で戴いたお神札のおまつりの仕方~

小國神社『神社のいろは』’お神札って???’

小國神社『神社のいろは』’お神札と家庭のおまつり’

上記には基本的なお神札のおまつりの方法が記していますのでご覧下さい。


(お伊勢さまのお神札:神宮大麻)




(小國神社のお神札)




■神棚の里 期間限定店舗・特別展示販売 「小國神社と人と暮らしとかみのたな展」■
     
■主催:有限会社静岡木工 協力:小國神社■



■むすびに■

神々を敬いながら、生きていることに感謝し、日々の営みを送ることに
難しい考え方やしきたりや作法は全く必要ありません。

この企画を通して多くの皆様が『神さまを身近に感じて一日を始める、丁寧な暮らし』
の大切さを感じて頂けたら幸いです。
 
多くの皆様のご来場を心よりお待ち致しております。

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