玉垂34号
発行:平成24年3月10日
春暖の中で
東日本大震災という国難に遭い一年が経とうとしています。それ
ぞれの立場におきまして、また様々な形で被災地の再生復興に向け
支援してこられたことと存じます。しかし、今復興の妨げとなって
いるのは、がれき処理が進まないことです。今こそ「国民の絆」助
け合いの精神で全都道府県が分担し、受け入れすべきと思います。
もし、がれき処理が進まず、被災者の復興に向けての心の糸が切れ
てしまったら、同胞として誠に申し訳ないことです。
前号でご紹介致しました、当社特別崇敬者で書家の杭迫柏樹先生
等がまとめ役となり、復興の願いを込めた「漢字一文字を墨書きしてもらう運動」には、三万点余りのご協力があったそうです。今後
はその書を「行灯」にして四月に石巻市に届ける事になっていると
のことです。
さて、去る二月二十六日、当社の古式舞楽保存会がNHKホール
にて開催されました「第十二回地域伝統芸能まつり」に出演いたし
ました。この芸能まつりは、日本各地に脈々と受け継がれてきた芸
能を保存伝承し、地域の活性化をはかる取組みで、郷土愛と地域づ
くりの機運を育む契機となることを目的として開催されました。太
平楽、陵王、抜頭を演じてまいりましたが、稚児達は大舞台にもか
かわらず、立派に舞っておりました。
ところで、日本文化興隆財団主催の神社検定(神道文化検定)
が、六月三日当社を始め全国一斉に実施されます。「神社が好きな
方、日本をもっと知りたい方のための検定です。」とパンフレット
に謳われています。受験用の公式テキストが発売され、神社の関係
者でも早速購入された方がいて、注目度は上がっています。この機
会に神社神道について学ぶことにより正しい知識を得て頂き、更に
日本文化への理解を深めて頂きたいものであります。
花々が咲き始めますと、例祭も近づきます。関係各位のご協力を
本年もどうか宜しくお願いいたします。