玉垂14号
発行:平成17年6月1日
古代の森から
花菖蒲が開花し初夏を感じる季節となってまいりました。さて、
御鎮座一四五〇年記念の慶年を迎えるにあたり、第一、二鳥居には
奉祝の横断幕を掲げ、参道脇には「募財及び記念事業の告知看板」
を設置いたしました。穏やかな天候で迎えました平成十七年の正月
社頭では看板等をご覧にな
り、ご奉賛の申し込みをされる方が大勢ありましたことは感謝に堪えません。
四月十八日の記念例祭には神社本庁より田中恆清副総長が献幣使
として参向され、矢田部正巳神社本庁総長、千家尊祐出雲大社宮司
様をはじめ多くのご来賓のご参列を戴き、厳粛のうちに斎行されま
したことは喜ばしい限りであります。また、重要無形民俗文化財で
あります「古式舞楽」も賑々しく奉奏され、小國神社振興会では奉
祝幟と大型雪洞をご奉納戴き、さらに氏子地区各位には当社から奉
祝記念の品をご配布させて戴きました。
本年一月より境内林から採取いたしておりました桧皮の準備が整
いましたので、五月二十四日に「舞殿及び舞楽舎お屋根替え及び修
復工事」起工奉告祭を斎行いたしました。昨年十二月一日に小國神
社崇敬奉賛
会が結成されて半年が経過いたしましたが、いよいよ第
一期の記念事業が始まります。
この度、崇敬奉賛会の最高顧問には綿貫民輔前衆議院議長と地元
から柳澤伯夫衆議院議員にご就任戴き、副会長には村松藤雄森町長
をはじめ四氏にご就任戴きました。鈴木 覺会長とともに、当会の
運営に力強いご教導を賜りますよう切にお願い申し上げます。また
募財
の状況ですが、氏子各地区の総代を中心として活発に展開され
ております。自主的に推進委員会を設ける地区もあり、今後の活動
が期待されます。小國神社の悠久の護持発展及び崇敬奉賛会の目的
達成のため、氏子崇敬者各位のご理解と格別なご奉賛を賜りますよ
う改めてお願い申し上げまして、近況報告といたします。