玉垂2号
発行:平成13年5月1日
ご挨拶
平成十三年小國神社例祭は、四月十五日に神幸祭、十八日に例祭が斎行され十二段舞楽・巫女舞の奉納など、諸祭典とともに滞りなくご奉仕申し上げました。
神幸祭は快晴の中「神輿渡行」「勅使行列」が氏子崇敬者のご協力を戴き、多くの参拝者の見守る中盛大に挙行出来ましたこと衷心より感謝申し上げます。
特に本年の勅使役は森町長の村松藤雄様にご奉仕いただき、また、例祭には神社本庁総長工藤伊豆様、県神社庁長矢田部正巳様をはじめ、多数のご来賓の皆様にご参列賜りましたこと厚く御礼申し上げる次第であります。
ところでこの時期ご社頭は新緑の季節を向かえ宮川沿いのもみじの緑はことのほか鮮やかです
また、石楠花も満開で境内に群生するシガも花盛りとなりました。
日常生活を離れ、心の癒しの場として参拝者の心をなごませております。
慌ただしい時ほど心にゆとりを持ち大神様のご加護を祈ることが大切ではないでしょうか。
さて、当社の新年度事業と致しましては、末社「八王子社」の覆殿の改築工事をはじめ、祈祷参拝者の利便性を考慮したトイレの整備境内林の育成計画の立案等鋭意取り進めてまいりたいと存じます。
また、本年は神社の奉仕活動を主な事業として活動されている「小國神社振興会」が五十周年という慶賀の年にあたります。
来る十一月二十三日には記念式典が挙行されますが、振興会の一層の結束を計り、飛躍元年と位置付ける有意義な式典となれば、誠に幸甚の至りに存じます
いずれに致しましてもご社頭の繁栄は、大神様のご神徳は基より、崇敬者の真心なくして実現するものではありません。職員一同、神慮を畏み国の安寧を祈り、社務に精励致したく存じますので、各位のご理解ご協力をお願い申し上げます。
神の森朝の木漏れ日身に浴びて心晴れ々我参道(みち)を行く