玉垂40号
発行:平成26年3月15日
春気の中で
弥生三月になりましても、全国各地では記録的な降雪や季節はず
れの大雨等があり、天候の不順が続いております。今年はこの先ど
うなるのかと気掛かりです。氏子崇敬者の皆様方には、ご健勝にて
お過ごしのことと存じます。
さて、東日本大震災より三年が経ちました。震災と津波で被災さ
れた皆様、またご家族、ご親族の皆様方に改めて心よりお見舞いを
申し上げます。今も仮設住宅に暮らしている被災者がまだ半数以上
おられる現実があります。根本的な生活再建は遅々として進んでい
ない状況ですが、決して心の絆は切れることはありません。それぞ
れの立場におきまして、様々な形での被災地の再生復興に向けた支
援を、前向きに見直して実行する時期であると存じます。
三月二十九日(土)午後三時、新東名にある森町パーキングエリア
内に遠州森町スマートインターチェンジが開通いたします。地元森
町には新東名で二つ目の玄関口となり、当社まで約五分となります。
大型バス等の全長十二㍍以下でETC車載機を付けた車輌であれば、
上下線全方向に終日利用することが出来ますので、ご参拝の折にど
うぞご活用ください。また、新東名開通を契機として発足した「明
神通り振興会」では、この機会に活発な活動を展開し、参拝者を丁
寧に接遇するとともに地域の振興に努めています。
ところで、冬季のソチオリンピック・パラリンピックでは、選手
の直向きな努力と成し遂げた時の笑顔と涙に感動しました。夢や希
望を頂き、明日への活力となりました。開催が決定している東京オ
リンピックでも日本人らしい心からの〝おもてなし〞によって、各
国の選手が大いに発憤し活躍して頂きたいものです。暖かくなりま
すと境内の「しゃが」の花が咲き、樹木の新芽が吹いてまいります。
当社にとって最も爽やかな季節となります。是非、皆様方のご参拝
をお待ちいたしております。