日本の風情、初夏の風物詩『一宮花しょうぶ園』が見頃を迎えています。本年は6月14日まで開園いたします。
初夏の風物詩、『一宮花しょうぶ園』が見頃を迎えています。
曇りがちな天候にとくに良く映えるとされているハナショウブです。
小雨の日などにご来園されると美しい咲き姿をみることができますのでオススメです。
まだまだ、感染症については油断を許さない状態ではありますが、
対策をしっかりとりながら『新しい生活』に馴染んでゆきたいものです。
「身体の健康」とともに、季節の巡りを感じて養うことができる「心の健康」も大切にしてゆかなければなりません。
それでは、現在のご神域の風景とともに、園内の様子をお伝えいたします。
■一宮花しょうぶ園とは?■
昭和35年に小國神社のご神域に点在していた野生の花しょうぶを境内地の一角に集め試作をしたことが始まりです。
その後、各地より様々な品種を集め江戸系・肥後系・伊勢系の約80種類・8万本を揃え早生、中手、奥手の順に咲き競います。
800坪の面積を有する一宮花しょうぶ園となり現在に至ります。
開園より50余年当園では、神職と奉仕員が心を込めて1株ずつ丁寧に植え付けをしています。
神々が運ぶ季節の移ろいが宿る季節の花々をごゆっくりとお楽しみください。
□一宮花しょうぶ園開園について□
■開園日程 令和2年5月30日から6月14日まで(開花状況により前後します)
■開園時間 午前9時から午後5時頃まで(土・日曜日は午前8時半から開園いたします)
■入 園 料 300円(団体割引もございます)
■無料送迎バス 5月31日・6月1日・6日・7日・13日・14日の6日間遠江一宮駅・小國神社間の無料送迎バスを運行いたします。(開花状況により閉園が早まった場合は、運行日程も変更となる場合があります)
さて、ご神域の緑もいよいよ鮮やかさを増し、ゆっくりと散策すると清々しい気持ちになります。
スギやヒノキの古木に包まれた瑞々しい「青葉もみじ」の散策路をお楽しみください。
川遊びをするご家族連れもいらっしゃいました。木陰には爽やかな風が吹き渡ります。
着生ランの一種です。当社では参道沿いに奉安されている「大杉」の切り株の屋根に多くみることができます。
群落している珍しい様子に、ご参拝の方々が足を止められ、カメラを片手に撮影されている方が多くいらっしゃいます。
来週中頃までは見頃となりそうです。
職員一同、日々の安寧を祈り、ご参拝の皆様をお迎えしてまいます。