TOP季節の便り | 日本の風情、初夏の風物詩『一宮花しょうぶ園』が見頃を迎えています。
2020.06.12

日本の風情、初夏の風物詩『一宮花しょうぶ園』が見頃を迎えています。

昨日の豪雨により、花の状態が懸念されましたが園内の花は鬼雨にも負けず、むしろ恵みの雨であったかのように涼しげに咲いています。
改めて、植物の力強さに心を打たれます。

週末は雨模様となりますが、激しく荒れないことを祈るばかりです。
優しい翠雨には花しょうぶが良く映えます。

引き続き、園内は見頃となっております。
雨足に注意していただきまして、ご来園下さい。

それでは、現在の園内の様子をご覧下さい。

(令和2年6月12日撮影)

園内にはツバメも訪れ、親しげに空を舞っています。
時折、花を宿り木にする姿は珍しい姿が見受けられます。

(令和2年6月12日撮影)

花ショウブは曇り空に良く映えます。特に薄紫色の落ち着いた色合いは、心を和ませてくれます。

(令和2年6月12日撮影)

まだまだ瑞々しい花を楽しめます。

(令和2年6月12日撮影)

■一宮花しょうぶ園とは?■

昭和35年に小國神社のご神域に点在していた野生の花しょうぶを境内地の一角に集め試作をしたことが始まりです。
その後、各地より様々な品種を集め江戸系・肥後系・伊勢系の約80種類・8万本を揃え早生、中手、奥手の順に咲き競います。
800坪の面積を有する一宮花しょうぶ園となり現在に至ります。

開園より50余年当園では、神職と奉仕員が心を込めて1株ずつ丁寧に植え付けをしています。

神々が運ぶ季節の移ろいが宿る花々をごゆっくりとお楽しみください。

□一宮花しょうぶ園開園について□

■開園日程 令和2年5月30日から6月14日まで(開花状況により前後します)
■開園時間 午前9時から午後5時頃まで(土・日曜日は午前8時半から開園いたします)
■入 園 料 300円(団体割引もございます)
■無料送迎バス 5月31日・6月1日・6日・7日・13日・14日の6日間遠江一宮駅・小國神社間の無料送迎バスを運行いたします。(開花状況により閉園が早まった場合は、運行日程も変更となる場合があります)


さて、ご神域の緑もいよいよ鮮やかさを増し、ゆっくりと散策すると清々しい気持ちになります。
スギやヒノキの古木に包まれた瑞々しい「青葉もみじ」の散策路をお楽しみください。

(清々しい青葉もみじの散策路)