TOP季節の便り | 癒しの斎庭に春が訪れています。 令和5年 桜開花情報 【一番咲きのソメイヨシノが8分咲きです】
2023.03.26

癒しの斎庭に春が訪れています。 令和5年 桜開花情報 【一番咲きのソメイヨシノが8分咲きです】

昨年9月末の線状降水帯で森町は甚大な被害を受け、当社においてもご神域を流れる宮川が越水し、駐車場への汚泥流入や樹木が流されるなどの被害を受けました。

心配していた桜の樹勢には影響もなく、無事今年も美しい桜小路を見ることができそうです。
これも偏に大神様のご加護によるものと存じます。

それでは、桜の開花情報をお伝えします。

ご神域で一番に咲く桜です。淡い桃色と御屋根替えたばかりの拝殿とのコントラストが美しいです。

水曜、木曜日を通して大雨が降り、肌寒い日が続きましたが、明け方一転して暖かく晴れ渡る空が見えました。
そのお陰で、瞬く間に蕾が開き、今では8分咲きといったところです。

家康公の立ち上がり石の枝垂れ桜も少しずつ蕾が開きはじめ、今は5分咲きです。
多くのご参拝の皆様が桜木の下、立ち上がり石に腰かけて記念撮影を楽しまれていました。

今年は開花が例年よりも早いようです。
今しか感じることのできない季節の移ろいを是非お楽しみください。


◆明治天皇御製(ぎょせい)・昭憲皇太后御歌(みうた)に親しむ◆

御 製

◇やすからむ 世をこそいのれ 天つ神 くにつ社に 幣をたむけて◇

◆意訳:天つ神、国つ神をお祀りするお社にお供えものを献(ささ)げて、平和な世の中になるように真心をつくして祈りましょう。◆

近代化へと大きく舵を切った変革期を治められた明治天皇は、常に神々に平和な世の中になるよう祈りながら近代日本の国づくりを成されました。この大御心が現在の日本の礎を築きました。

無事に美しい桜の季節を迎える一方で、ロシアによるウクライナへの侵略戦争が未だに世界を震撼させ、一年の時が過ぎてもなお、停戦すらできていない状況です。一方的な国土・国民への侵害は国際法上も許されるものではありません。我が国を含む国際社会が一丸となって毅然とした対応を続けなければなりません。

私たちも平和な世の中を目指す日本国民として、「祈り」と「行動」が一致した行いを実践することが肝要です。

職員一同、皆さまのご参拝を心よりお待ち申し上げます。