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2021.02.07

令和3年2月2日 節分祭の斎行 ~特別奉仕者 女優 天玲美音様~

令和3年2月2日 午後2時より節分祭を斎行いたしました。

本年は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止を考慮し、舞殿及び特設舞台からの豆まき行事は中止とし神事のみの斎行となりました。

毎年、100名を越える年男年女役の皆様にご奉仕いただいていますが、本年は規模を縮小し40名にてソーシャルディスタンスを保ちながらの、ご奉仕となりました。

色とりどりの装束を身にまといながら行なう行事は大変見応えがあり、賑々しくも厳粛の裡に神事は執り行われました。

(令和3年2月2日撮影:記念撮影をする奉仕者の皆さん)

■ 令和3年節分祭年女役 特別奉仕者 ■

元宝塚歌劇団出身で、浜松市やらまいか大使やガーベラ女神大使を務められています女優の天玲美音さんがご奉仕下さいました。お忙しい中、誠にありがとうございました。

(令和3年2月2日撮影:女優 天玲美音さん)

天玲美音 オフィシャルウェブサイト - MION TENREI

http://miontenrei.com/



■節分祭・豆撒き神事について■

豆まき行事で撒かれる豆には古くから穀物の穀霊が宿り、生命の源の象徴の一つと考えられてきました。

さらに、古来より鬼に豆を撒くことで邪気を追い払うと考えられており、節分には厄災を祓うために「鬼は外福は内」のかけ声とともに豆を撒き、鬼(邪気)を追いやります。

(令和3年2月2日撮影:追儺神事を行う皆さん)

地域によっては、鰯の頭を刺した柊の枝を門口に差し立てるところもあります。

初めて行われたのは、文武天皇の御代(706)とされ、全国に疫病が蔓延したため宮中において執り行われたのが最初とされます。その後、疫病の原因と考えられた鬼(陰)を追い払うために宮中行事として行われるようなり庶民の間にも広がり、現在のような社寺で豆を撒くような形となったと考えられます。

節分はもともと立春、立夏、立秋、立冬の節目を指し、年4回ありましたが、旧暦では正月元旦から7日間に当たることが多く、立春正月と呼ばれ季節の上で1年の始まりと考えられていたことから立春の前日に当たる「節分」は特別な意味を持つようになり、豆まき行事や鬼遣らいの追儺行事が行なわれるようになりました。

このように行事内容などは変化がありますが、1年の無事を祈る皆様の心、願いに変わることはありません。

(令和3年2月2日撮影:福を呼び込む宝槌打ち振り神事の様子)

職員一同、新型コロナウイルス感染症の早期の終息を心よりお祈り致しております。

(令和3年2月2日撮影:神事にて使用した福矢を授与する様子)