新嘗祭のご案内―神さまとの約束を守り続ける祭―
日本の『いのち』と『こころ』の源流 『新嘗祭』とは
毎年11月23日に斎行される新嘗祭は、稲の新穀をご神前に供え、ご神恩に感謝する我が国において最も大切なお祭りの一つです。
その歴史は古く、日本の国の成り立ち、歴史を記した書物『古事記』・『日本書紀』にも天照大御神(天皇の御祖神・日本の総氏神)が自ら行ったと記されています。
現在では「勤労感謝の日」として国民の祝日となっていますが、戦前は命の糧である稲穂を神様から賜ったことに由来する、「新嘗祭」という祭日でした。当社においても毎年変わることなく、氏子地域を始めとしたご関係者の皆様と共に収穫への感謝を捧げる祭典として、厳重な斎戒のもと執り行っています。
祭典では、篤農家様より奉納された新米や野菜類をご神前にお供えし、ご参列の皆様と共に一年の神さまからの恵みへの感謝を深めます。
氏子農家から奉納いただいた米や野菜がご神前にお供えされます。
宮中において、神武天皇建国以来、歴代天皇の中でも特に大切にされ、天皇陛下がその年に収穫された稲などの食物をお供えし、天照大御神をはじめ、八百万の神々に捧げ、自らも共に召し上がり、ご神恩に感謝されます。(神人共食)
生物学研究所そばの水田でお田植えをなさる上皇陛下(平成30年5月25日)(出典:扶桑社 扶桑社 『皇室82号』より)
宮中での新嘗祭には、内閣総理大臣、農林水産大臣、衆参両院の議長、最高裁判所長官などが国民の代表として参列しています。
近年、食料問題・危機について各方面より話題に上がります。我が国において食の根幹をなす大切な祭は『新嘗祭』です。氏子崇敬者各位には、神様の恵みに感謝し、稲作の伝統と文化に思いを致しつつ、私たちの『生命』に関わるこの大きな問題にも真摯に向き合っていただければ幸いに存じます。
農産物品評会・即売会
祭典当日には、氏子地域の農家様が丹精込めて育てられた農産物の品評会および即売会を開催いたします。季節の新鮮な野菜や果物など、地域の豊かな自然の恵みを直接お求めいただける、またとない機会となっています。
| 日時 | 令和7年11月23日(日・祝) |
|---|---|
| 会場 | 舞殿横 |
当日は大いに賑わいます。
職員一同、皆様のご参拝を心よりお待ちしております。