厄年
人生の節目に祈りと慎みの心
人生の節目の年にあたる厄年は、健康、仕事、私生活などあらゆる面で転機を迎えると共に様々な難を招きやすい年頃でもあります。
人生は山あり谷あり、様々な厄災が待ち構えそれらを乗り越えてゆくことの難しさを日々の生活から学びます。 だからこそ、日常を大切にして無事を願う気持ちは昔も今も変わりません。
前厄、本厄、後厄の三年間、八方塞がり、黒星の年ではそれぞれご祈祷をうけますが、それらの期間はいずれも「祈り」と「慎み」の心を持って過ごすことが大切です。現代においてもその厄年は人々の生活や人生に強く結びついています。
令和6年(2024) 厄年 男性
年齢=数え年
前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|
昭和40年生(60歳) | 昭和39年生(61歳) | 昭和38年生(62歳) |
昭和59年生(41歳) | 昭和58年生(42歳) | 昭和57年生(43歳) |
平成13年生(24歳) | 平成12年生(25歳) | 平成11年生(26歳) |
令和6年(2024) 厄年 女性
年齢=数え年
前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|
昭和40年生(60歳) | 昭和39年生(61歳) | 昭和38年生(62歳) |
昭和64年生(36歳) | 昭和63年生(37歳) | 昭和62年生(38歳) |
平成5年生(32歳) | 平成4年生(33歳) | 平成3年生(34歳) |
平成19年生(18歳) | 平成18年生(19歳) | 平成17年生(20歳) |
令和六年はどんな年?
甲(きのえ)辰(たつ)年です。
「甲」は生命や物事の始まりと木の性質を持ち、「辰」は天高く登る龍を意味します。 両方とも上へ上へとの姿を思わせるため、成長して姿を整えていくという意味合いを持ちます。 そんな甲辰は財運や景気が上向き勢いよく活気あふれる年になるといわれています。
厄除けはした方が良い?
丁寧なご祈祷を受けることで、より気持ちを引き締めて一年を過ごすことが大切です。 小國神社は遠江の国(静岡県西部)において第一の神社とされる一宮です。 ぜひ厄除大祭にお越しください。
厄年とは?
古くから日本に 伝わる考え方で、身の回りの凶事・体調不良など、様々な難を招き やすい年とされます。 男性は二十五歳・四十二歳・六 十 一 歳 、女 性 は 十 九 歳・三 十 三 歳・三 十 七 歳・六十一歳が厄年とされ、その前後の年齢を「前厄」「後厄」と言います。 これらの年は神事で重要な役目を担う風習があったことから、神祭りでの「役(やく)」が厄年の語源であるとも言われ、神さまに失礼のないよう慎み、 心身を清浄にするため、ご祈祷を受けたのが厄除のはじまりと考えられています。
厄年の過ごし方
厄年には祖先が大切にしてきた、人生の節目を大切にする生活の知恵と教訓が込められています。 身体の変調期や生活環境の変わり目にあたり、身心の不調を感じるときにも重なります。 厄除祈祷の際に授与されたお神札をおまつりし、 お守りを身近に持つなどした上で、健康に留意し慎みを持って生活することが大切です。 無事に年を重ねたことの喜びをかみしめ、神々に「生かされている」ことを感じ、日々清々しい心で生活したいものです。